日本史上初めてNBAドラフト1巡目9位で指名され、現在はNBA・ロサンゼルス・レイカーズのフォワードとして活躍している八村塁選手。日本人からの期待のみならず、海外からも注目されています。そんな八村塁選手にも関わらず、欠場したW杯や強化試合、なぜ出ないのか?まとめてみました。
八村塁のプロフィール・経歴
- 名前:八村塁(はちむらるい)
- 生年月日:1998年2月8日(26歳、8月現在)
- 出身地:富山県富山市
- 身長:203㎝
- 血液型:A型
八村塁の経歴は富山県で日本人の母とベナン人の父の長男として生まれ、幼少時には陸上の短距離と野球をしていました。陸上では100mで全国大会にも出場するほどの実力があったそうです。バスケットボールは、中学生の時に友達に勧められたことをきっかけに、部活に入部し始め、初めて数年もたたないうちに全国中学校バスケットボール大会で準優勝し、大会ベスト5にも選出されました。
その後、高校は宮城県にある明成高等学校に入学し、1年時には32得点をマークし、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会で優勝に貢献し、2年生時にはこの大会に2年連続で優勝、またウィンターカップにおいて34得点をマークし大会3連覇を果たしました。さらにU―17世界選手権では、1試合平均22.6得点で大会得点王に輝きました。
大学から渡米
八村塁選手は高校卒業後、アメリカ合衆国ワシントンのゴンザガ大学に進学し、その後2019年にワシントン・ウィザーズかた1巡目9位指名を受け、背番号8として2023年には2巡目指名権とのトレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍し背番号28を背負いプレーしています。
八村塁はなぜ出ない?W杯や強化試合を欠場した理由
八村塁選手が、W杯や強化試合を欠場した理由をまとめました。
理由1:参加できる状態ではなかった
プレスリリースの中で、八村選手は欠場の理由を下記のように述べています。
“とても難しい判断でしたが、昨シーズンと長いプレイオフ戦を終え、これから初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分のNBAキャリアを優先し考慮させていただき、このように判断いたしました。また、来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます”
(引用:現代ビジネス)
実際に、八村塁選手はこの年にロサンゼルス・レイカーズのトレードにより、すぐにレイカーズと3年契約(合計5,100万ドル)で合意しています。このことからもわかるように、秋からのNBAシーズンを万全な状態で迎えたかったためだったのではないでしょうか。
理由2:足固めをしたかった
欠場を表明した八村塁選手に対し、その後、渡邊雄太選手がSNSで
“先に言っとくけど俺は出る でも出ない判断をしたルイの気持ちもめちゃくちゃわかる”
(引用:日刊スポーツ)
とコメントしていました。NBAという過酷なサバイバル競争の中、生き残るために最善な選択をしたのだと思われます。
理由3:パリで最高のパフォーマンスをするため
日本協会は、八村塁選手が欠場する理由として
“6月26日の帰国後、28日からチームに合流してまだ日も浅く、パリで100%のパフォーマンスを出せるように調整を行なっています。JBAとして、八村塁選手のコンディション調整を優先し東京大会での出場は見送る判断をしました”
(引用:公益財団法人日本バスケットボール協会)
と公表しました。このことからもパリ五輪の主力としての力を蓄えておくためだったと考えられます。
まとめ
今回は八村塁選手がW杯や強化試合を欠場した理由についてまとめてきました。
八村塁選手が欠場した理由は、大きくわけて3つの理由があったことがわかりました。パリ五輪も終わり、これからの八村塁選手のNBAシーズンでの活躍にさらに注目が高まりますね。