SVリーグのチャンピオンシップとは?仕組みを徹底解説!MVPはだれ?

SVリーグのチャンピオンシップとは?仕組みを徹底解説!MVPはだれ?

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皆さんはSVリーグ Vリーグ 違いをご存知でしょうか。SVリーグは国内のトップリーグで、Vリーグはそれに次ぐ2部リーグという扱いになっています。そんなSVリーグにはチャンピオンシップというものがありますが、どのような仕組みになっているのでしょうか。

そこで今回は、SVリーグのチャンピオンシップとは何か、仕組みやMVPは誰なのかを徹底解説します。

目次

SVリーグのチャンピオンシップとは?仕組みを徹底解説!

SVリーグは2024年10月に開幕したばかりのセミプロリーグで、髙橋藍選手や西田有志選手など日本代表クラスの選手が所属しています。

チャンピオンシップはSVリーグのレギュラーシーズンが終わった後に行われるポストシーズンのことです。SVリーグのチャンピオンシップに出場できるのはレギュラーシーズンでの成績が大きく関係しています。SVリーグの王者を決めるために行われるチャンピオンシップはレギュラーシーズン以上に盛り上がりを見せますが、どのような仕組みになっているのでしょうか。

上位6チームが出場

SVリーグのチャンピオンシップに出場できるのは、レギュラーシーズンで上位6位になったチームだけとなっています。SVリーグのレギュラーシーズンは44試合が行われ、勝率の高さや獲得ポイント、セット率、得失点率、対戦成績、抽選によって順位が決定するようです。

また、SVリーグのレギュレーションでは、仮に試合に負けたとしても0-3でなければ、ポイントを獲得できるようになっています。そのため、SVリーグのチャンピオンシップに出場するのであれば、1セットでも獲得することが重要になってくるのではないでしょうか。

ノックアウト方式

SVリーグのチャンピオンシップは、ノックアウト方式のトーナメント制です。ノックアウト方式のトーナメント制なので、勝ったチームが先に進むことができ、負けたチームはそこで敗退となってしまいます。

また、SVリーグのチャンピオンシップでは、2戦先勝方式が採用されており、1勝1敗となってしまった場合には第3戦によって勝敗がつくようになっています。さらに、SVリーグのチャンピオンシップ全試合は5セットマッチです。

1位と2位はシード

SVリーグのレギュレーションで1位と2位になったチームは、チャンピオンシップでシード権を獲得しています。

そのため、SVリーグのチャンピオンシップ・クォーターファイナルから参戦するのは3位から6位のチームまでとなっており、1位と2位はセミファイナルからの登場になっているのがアドバンテージです。

また、対戦相手よりも上位に位置するチームのホームで試合が行われるようにもなっているので、レギュラーシーズンでの結果も重要と言えるのではないでしょうか。

3位決定戦はない

SVリーグのチャンピオンシップでは、ファイナル勝者が年間王者となり、準優勝チームが年間2位となるようになっています。

ただ、SVリーグのチャンピオンシップでは、3位決定戦は行われません。そのため、準決勝で敗退してしまったチームでレギュラーシーズンでの順位が高かった方が年間3位となると定められています。

また、5位と6位に関しても同様のルールが適用されており、レギュラーシーズンの順位によって決められます。

開催日

SVリーグのチャンピオンシップはレギュラーシーズンの後に開催されるようになっているだけではなく、開催日の曜日も指定されています。

SVリーグのチャンピオンシップの決勝戦以外は、原則して金曜日から翌週の火曜日までに行なわれるとされているようです。そして、SVリーグのチャンピオンシップのファイナルは、週末開催となっています。

このルールが設定されている理由などは明言されていませんが、週末開催の方が集客することができるからではないでしょうか。

SVリーグのチャンピオンシップのMVPはだれ?

SVリーグのチャンピオンシップの仕組みについては詳しく判明していませんが、MVPは誰が選出されているのでしょうか。

MVPはチャンピオンシップで最も活躍した選手などに行なわれるタイトルで、SVリーグでは男子選手と女子選手がそれぞれ1名ずつ選出されます。SVリーグのチャンピオンシップMVPは選手にとって名誉のある選手ですが、選出基準はどうなっているのでしょうか。

それでは、SVリーグのチャンピオンシップMVPは誰なのか、選出基準について詳しくみていきましょう。

髙橋藍

2024-2025シーズン、SVリーグのチャンピオンシップMVPに選出された男子選手はサントリーサンバーズ大阪に所属している髙橋藍選手です。髙橋藍選手は2024-2025シーズンにチャンピオンシップMVPを獲得しただけではなく、ベストアウトサイドヒッターやベストレシーブ、ATTACK THE TOP賞といったタイトルを獲得しました。

また、髙橋藍選手はサントリーサンバーズ大阪だけではなく、2020年から日本代表としても活躍しており、オリンピックや世界選手権、ワールドカップにも出場しています。

田中瑞稀

2024-2025シーズンのSVリーグのチャンピオンシップMVPに選出された女子選手は、大阪マーヴェラスに所属している田中瑞稀選手です。

田中瑞稀選手は2014年の第66回全日本バレーボール高等学校選手権大会で最優秀選手賞・優秀選手賞や2023-2024シーズンにはVリーグ栄誉賞といったタイトルを獲得しました。また、田中瑞稀選手も日本代表としてプレーしており、AVCカップやネーションズリーグといった国際大会にも出場しています。

選出基準

2025年11月現在、SVリーグのチャンピオンシップMVPの選考基準については明確に明かされていません。ただ、SVリーグの表彰基準を確認してみると、チャンピオンシップMVPは試合などの活躍を鑑みてチェアマンが選出するとなっています。

そのため、SVリーグのチャンピオンシップMVPは、試合で活躍をすることが第一条件となっており、ファイナルで勝利することも影響するのではないでしょうか。

まとめ

今回はSVリーグのチャンピオンシップとは何か、仕組みやMVPは誰なのかを徹底解説しました。

SVリーグは世界最高基準のリーグを目指すことを目標に設立されたセミプロリーグで、将来的には完全プロ化することを目指しています。SVリーグに参戦できるチームはライセンスなどの要件を満たしているチームのみで、高いレベルの試合を観ることができるので気になる人は行ってみましょう。

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